トラックドライバーに向いてる人と向いてない人はどんな人?

この記事ではトラックドライバーに転職をお考えの方に向けて、「トラックドライバーに向いてる人向いてない人」についてまとめています。

転職サイトにもよく出てくるようになったトラックドライバー。

日本の物流を一番下で支える大事な仕事ですが、大変な職業で人を選ぶという話を聞くし、自分もやってみたいけどどうなんだろう?

向き不向きってどうなんだろう?と思っている方へ現役の4Tトラックドライバーの僕が、分かる限りで紹介します。ぜひ参考にしてみて下さい。

トラックドライバーに向いてる人の特徴

ではまずトラックドライバーに向いてる人の特徴や性格を紹介します。

これから紹介する事が全部ないとダメというわけではなくて、多ければ多いほど向いてますよというものなので、軽い気持ちで見て頂ければと思います。

運転が好き

車を運転する仕事ですので、運転する事が好きだと長時間の運転や毎日の運転を楽しめると思います。同じ道を毎日走り続ける事もありますし、毎日違う道を走る事もあります。

それでも運転が好きであればきっと楽しんで仕事が出来ると思います。これってけっこう重要なんです。毎日短距離の運転だったり、長距離の運転をします。それを苦痛に感じてしまってはきっと仕事としては向いてないでしょう。

一人の時間が好き

運転している時や荷物の積み込みや降し作業等の仕事中は基本的に一人で作業しています。

つまり、一人の時間です。この時間をどう楽しむかと考えられなければ、おそらく仕事中は苦痛でしかないでしょう。何時間も毎日一人なので、この時間をどう楽しんでやろうって思うことが大事ですね。僕の場合はこうやってブログを書いたり、動画でバラエティやドラマを観たりしています。

体力仕事が好き

運送会社の仕事ってけっこう体を動かすことが多いです。僕の場合で言うと、家電製品を大きくないものはかご台車に入れて、大型家電はそのままでトラックに積みます。かご台車ばかりだとけっこう楽なんですが、大型家電が多いと大変です。冷蔵庫やドラム洗濯機なんかは100㎏程度あったりします。

それを自分の力だけで動かして、荷台に入れたり出したりします。これがけっこう大変です。なので、体力仕事がある程度好きっていう感情が無いと続けるのは辛いかもしれません。

適度に息抜きが出来る

この仕事はどうしても長時間の拘束になってしまいがちです。仕事が早く終わって自分の好きな事が出来れば楽ですが、そうならないことが多いです。なので、間で取る休憩や待機時間で息抜きやストレスを抜く作業が必要になります。

これももちろん一人で行う事が多いので、自分で適度にできることが求められます。僕の場合はYoutube等の動画を観たり、ラジオや音楽を聴いたり歌ったりしています。これする人結構多いですが、王道の息抜きです。

自分の意見が言える

これも一人でいるから起こる事なんですが、仕事を進めて行く上で心を鬼にして言わないといけない時があります。

例えば僕の場合、回っているコースで配達した後に各店で荷物を積まないといけません。でも優先順位で低い物を店舗側から言われても、きっぱりと断らないといけません。

そうしないと次に行く店で積まないといけない荷物を積むことが出来なくなってしまいます。なので、これができないと自分で自分の首を絞める羽目になります。

責任感がある

こちらも一人でいるが故のことですが、責任感を持って一人だけで仕事が出来るか?と言う事です。この責任感がある無いでどこまで高いレベルで仕事を完了させるかになってきます。

この責任感は無いと前述した自分の意見なんて言えないですよね。他の仕事ももちろん同じですが、仕事をするうえで大事な事ですよね。

車中泊を楽しめる

特に長距離になると切っても切り離せないのが車中泊です。トラックの中で寝るのだから、周りの音ももちろん聞こえます。また、振動がけっこうあるのでゆっくりと寝ることもできません。

それでも仕事は進めないといけませんし、体を少しでも休める事が事故を起こさない最大の要点です。それを楽しめるか、いやいややるかによって全然結果が変わってきます。

ぜひ楽しんで欲しいものです。

不規則な生活でも気にならない

毎日配達先が違う場合に顕著に出るのですが、朝起きる時間からお昼を取る時間、家に帰る時間と毎日バラバラです。例えば月曜は朝5時起きですが、次の火曜日は2時起きだったりとバラバラです。

で帰ってくる時間は夕方ぐらいに終わる日があれば、長距離に出れば夜中まで運転しないといけなかったり。

規則正しい生活を送るなんて中々難しいです。こんな日を送るのですが、規則正しい生活を送りたい人では仕事を続ける事は難しいでしょう。

トラックドライバーに向いてない人の特徴

それでは次はトラックドライバーに向いてない人の特徴を紹介します。

こちらも一つでもあれば絶対になれないわけではないです。逆にすべて当てはまるのであれば、止めた方がいいでしょう。

運転が嫌い

正直これが運転が嫌いなら職を考えた方がいいとは思います。

長時間運転するのが仕事なのに対して、嫌いであれば苦痛でしかないと思います。長時間運転するのが嫌だというぐらいならまだ大丈夫ですが、そもそも嫌いな人は僕は止めた方がいいと思います。

一人でいるのが嫌い

どうしても一人でいる事が多いので、一人でいるのが嫌であれば難しいでしょう。

でも、コミュニケーション能力が高くて誰とでも仲良くなれるのであれば、その場その場で仲間を作っていけば大丈夫でしょう。長時間の運転も、仲間と連絡を取り合っていれば乗り越えられるでしょう。

体力仕事が嫌い

荷物の積み下ろしを手作業でしないといけない事がよくあります。

かご台車を載せるだけやフォークリフト等を使って、パレットに載った荷物を積み下ろしをすることだけでは無いです。

その時はどうしても体力仕事になってしまいます。この時「出来るけどしたくない」のはまだ大丈夫ですが、「そもそも出来ない」のは辛いです。積み下ろし時に手伝ってくれる人がいればまだ作業ができますが、ほんとに一人の時は出来なくなってしまいます。

仕事に行ってプロが仕事できないとなると、色々な問題が起きてしまいます。無茶なことはやんわり断ればいいですが、通常に求められてることは出来ないと辛いです。

短気でイライラしやすい

運転をしていると低速度で走るトラックや乗用車、原付と言ったのもいます。これを受け入れて走らないと、きっとイライラするでしょう。

でもこれでイライラしていては仕事が出来ません。こんなことは当たり前の事です。または荷主の言い方に腹が立ってしまったりすることもあるでしょう。

でもこれも我慢しないといけません。イライラしたり腹を立てても解決する事は無いばかりか、周りに悪影響を与えかねません。プロとしてイライラしない様にしないといけません。

時間を守る事が出来ない

この仕事をする上でご法度なのが遅刻です。決められた時間に決められたことをしないと、自分の予定が狂うだけではなくて周りに迷惑をかける事になります。

よくあるのが、朝納品の荷物が届き次第工場ののラインが動かないとなっている時、ここで遅刻をしたら取引先に多大な迷惑をかける事になります。謝って済まないことがあったりします。

なので、時間を守れない人はけっこう致命的な弱点持ちです。

適度な息抜きが出来ない

適度な息抜きが出来ないと、自分で自分の首を絞める事になるかもしれません。

休憩時間や待機時間は絶好の息抜き時間です。こう言った時に息抜きをしないと、長時間の運転で溜まっているストレスや体力仕事の疲れは取れません。

ストレス発散したり、疲れをこまめにとれるようにしていかないと体を壊す原因になります。

家族との時間が取れない

短距離でも長時間運転、長距離であれば長距離運転があります。必然的に家にいる時間が少なくなってしまいます。

家にいないと家族との時間を作りにくくなってしまいますよね。なので、何よりも家族との時間を大切にしているのなら、それが取りやすい職種に行った方が良いと思います。

普段は少ないけど、休みの日は思いっきり家族といるみたいなメリハリが出来るといいですね。

規則的な生活がしたい

規則的な生活がしたいなら仕事を選ばないとキツイかなと思います。配達先が毎日違うような仕事だったら特に無理ですね。

名古屋に夜中から出発して帰ってから、この荷物を積んでと言われ、積んで翌日に奈良に配達で夜8時に仕事が終わったりと時間はバラバラです。

このように出勤時間も退勤時間もバラバラなので不規則な生活になりがちです。この生活が耐えられないなら、この職業は止めた方がいいかもしれません。

まとめ

トラックドライバーに向いてる人、向いてない人の特徴を紹介してきましたが、どうだったでしょうか?

どちらも一つでもあれば向いてる、向いてないという判断にはなりませんが、いくつかあるのであれば向いてる、向いてないを判断してもいいかもしれません。

ただ、どの職業も絶対に向いてる、向いてないを判断してからやり始める事は無理だと思うので、まずは一つ二つ当てはまっているのであればやってみてもいいと思います。

あとは慣れが解決してくれると思います。

 

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