トラックドライバーのメリットとデメリットとは?

トラックドライバー関係

この記事では、トラックドライバーへの転職をお考えの方のために、トラックドライバーになるメリットとデメリットをご紹介します。

最近周りからドライバーのどこがいいの?何て聞かれる事が有りますので、ちょっとここでまとめてみようと思い書き出してみました。

現役4tドライバーから見たメリットとデメリットを書き出してみました。これを見てもらい、最近転職とかで気になってるトラックドライバーの良い所と悪い所を考えてもらえればと思います。

トラックドライバーのメリット

まずはメリットを、考えましょう。

トラックドライバーをやっていて思うメリット、またはやってからこれは良くなったと感じるメリットをご紹介!

ただ、これは僕の場合と言う事ですので、他のドライバーも同じとは限らないので、その点はご了承下さい。

メリットその1 人間関係のストレスが少ない

トラックのドライバーって人間関係のストレスが少ないんです。

基本的に一人でトラックを運転して配達したり荷物を積んだりする事が多いので、ストレスを感じる程人付き合いが余り無いです。

で、結構トラックドライバーって良い人が多いんで何か分からない事を聞いても親切に教えてくれます。

多分みんなちょっと寂しいんでしょうね。話し始めたら長かったりします。(笑)だから距離感を間違えなければ凄く楽です。でも中には癖のある人もいるんで、これだけは注意です。

メリットその2 自分一人の時間を作れる

この仕事は自分一人の時間を作る事が簡単に出来ます。てかほぼ一人です。(笑)

運転も一人ですし、積み込みや降ろしもだいたい一人です。待機時間ももちろん一人です。

なので、人間関係のストレスが起こりにくいのと同時に自分のやりたい事をできる範囲で好きに出来る事です。

動画を観てても良いですし、音楽を聴いててもいいですし、休憩中や待機時間なら寝てても大丈夫です。人によっては動画を撮ってたりもしてますよね。

僕の場合はYoutube等の動画を観るかブログを書くか、あるいは寝るかって感じです。この時間を作るために頑張っている所があります。(笑)

これがこの仕事の一番良いところかもしれませんね。

メリットその3 その他のメリット

上記のメリット以外にも様々なメリットがあります。しかしここからは個人のスキルについてのメリットになってくるので、『こんな事もあるんだ』と言う感じで見て頂ければと思います。

その1 道や地理に詳しくなる

道や地理に詳しくなります。仕事内容にもよりますが、初めて走る道路を走るとやっぱり覚えるし他の人に教えたりするので頭に入りますね。

ただ方向音痴だとこれが治ると言うこととはまた別の話なんでご了承下さい。(笑)

僕も初めは色んな所に行く上でナビを使ったりしてたけど、回数を重ねると点と点が繋がって線になる様にこの前来たのはここでこうやって来たけど、今回のこの道からも来れるんか。

と言う感じで行った事のある道と新しい道がつながる場合があります。

じゃ次はこう来たら早く来れるのかな?とか考えるのが楽しくなって、道に詳しくなっていく実感があっていいですよね。

その2 運転スキルが上がる

この仕事をしてると運転スキルが上がるんです。

これは必要に迫られてって事がほとんどですが。どうしても狭い道を走る事になって、車をぶつける訳にいかないんでゆっくりでも進みますよね。

こんな事が何回もあるとどうしても車の車幅の感覚や長さの感覚なんかが研ぎ澄まされると言うか、覚えちゃうんです。

スピードを出してもぶつけない様にするのとは違うんですけど、狭い所や後ろがちゃんと見えない状況でもぶつけずに走ったり止めたりが出来る様になるんです。

その3 色々な場所に仕事で行ける

引越ししてた時が一番色々な場所に仕事で行ってました。

大阪から山形県にトラックで行ったり、普通の方が普段入らない場所に入ったり。

僕の場合、トラックで行ってない県は沖縄、青森、秋田ぐらいです。それ以外の都道府県は行きました。

また宮内庁の方の転勤による引越しで、引越し先が京都御所の普通の人が入れない門の中に入ったりとそれは色んな所に行きました。

こんな事はこの仕事じゃないと経験出来ない事ですよね?ある意味一番のメリットかもしれないです。

トラックドライバーのデメリット

ここからはデメリットについてご紹介します。

これも他のドライバーさんとは仕事内容が違うと感覚はもちろん変わってくるので、あくまで僕の場合はこう感じますと言う事なので、その点はご了承下さい。

デメリットその1 拘束時間が長くなりがち

この仕事はどうしても拘束時間が長くなりがちです。

配達先に順調に行くために朝早く出勤して、待機時間があってとなるのでどうしても終わる時間が出勤時間に対して遅くなる事が多いです。

例えば、朝6時に出勤して配達数件回りもちろん途中で待機もして翌日の荷物を積みに行って待機して積み込み終わって、営業所に帰ってきたら夜の8時になったとかはよくある事です。こうなると拘束時間は14時間です。

実際に動いて仕事してるのは数時間だけなんですが、運転したり待機したりするとこうなります。一人の時間を上手く使えないと拷問の様に感じるかもしれないですね。

メリットその2 労働時間が不規則になる

仕事内容によっては労働時間が不規則になります。まず朝の出勤時間が不規則になります。

配達コースによって一軒目の降ろし時間が朝5時からとか9時から等まちまちなので、それで時間が不規則になります。

また帰る時間も不規則です。

一般のサラリーマンでも残業があるのでまちまちかとは思いますが、ピークに忙しい時期だと積み込み始めれるまで待機が6時間とかになる時もあります。そうなると帰る時間は日付けが変わる手前とかになっちゃいます。

でも次の日は遅く出勤とかにはならないですからね、ここが辛いとこだと思います。

デメリットその3 長距離運行だと家に中々帰れない

配達コースによっては長距離運行の時があったりします。

そもそもそういう契約で長距離専門なら話は別ですが、配車の兼ね合いで突然長距離になる場合もあったりします。

元々わかってる分もあるんですが、それと組み合わさった時は大変です。突発的に出た長距離から帰って来た次の日から元々入ってた長距離に行ったりってなると平気で一週間ぐらい家にまともに帰れません。

僕は余り無いですが、たまにそんな事になってるドライバーを見たりしますのでいつも『大変だなぁ』って思ってます。

デメリットその4 中々昇給しない

これは会社によって変わる所だと思いますが、中々昇給しないです。特に今の時期はかもしれませんが。

どうしても運賃が上がらない、安くなりがちな昨今。会社の売上が上がりにくいので、ボーナスが出れば御の字。昇給なんて…って感じです。

一般の企業でも同じかと思いますが、こればっかりは中々辛い所ですよね。

まとめ

さてどうでしょうか?メリット・デメリットについてお話してきましたが、全体的にはデメリットよりもメリットの方が多かったと思います。

これは代表的なものでもちろん細かい所にもっとメリットやデメリットはあると思いますが、それらは荷主や積み荷に関する事が多いのでトラックドライバーになる時や新しい仕事をする際は、しっかりと業務内容を聞いておくと安心できると思います。

トラックドライバーに興味がある方はこれらをぜひ参考にしてみて下さい。

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